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デジタルサイネージの主なサイズや選ぶ際のポイントを解説

デジタルサイネージの主なサイズや選ぶ際のポイントを解説

広告や案内表示、商品紹介など様々な用途で活用されているデジタルサイネージは、設置場所や目的に応じた最適なサイズを選ぶことが重要です。サイズが適していないと視認性や訴求力に影響し、効果が十分に発揮されないこともあります。

 

この記事では、デジタルサイネージにおける主なサイズを紹介するとともに、選ぶ際のポイントについても解説します。

 

デジタルサイネージの導入を検討されている場合にはぜひ参考にしてください。

 

デジタルサイネージの主なサイズ

それでは早速、デジタルサイネージのサイズについて解説していきます。

 

一般的な画面比率(アスペクト比)とインチ数を紹介します。

 

画面比率(アスペクト比)

デジタルサイネージの画面比率は、16:9(ワイド型)が主流となっています。これは一般的なテレビやパソコンの画面と同じ比率で、動画や静止画を自然なバランスで表示できるため、多くの用途に対応できます。

 

一部のサイネージでは、4:3や超ワイドな32:9といった特殊な比率のディスプレイも存在しますが、コンテンツ制作の手間や視認性の観点から、基本は16:9ベースで設計されていることが多いです。表示する内容と、どの方向から見られるかに応じて、最適な画面比率を選びましょう。

 

インチ数

デジタルサイネージのサイズは、一般的にインチ(対角線の長さ)で表され、用途や設置環境によって適したインチ数が異なります。店頭やエレベーター横など省スペースの場所では、21.5~32インチ程度の小型ディスプレイが使われることが多く、限られた空間でも視認性を確保できます。

 

一方、通行量の多い通路やロビー、商業施設のエントランスなどでは、43~55インチ程度が標準的で、視認距離がある程度ある場所でも情報がしっかりと伝わります。さらに、イベント会場や屋外看板用途では65インチ以上の大型ディスプレイが使われ、インパクトある訴求が可能です。

 

インチ数は、単に大きければ良いというわけではなく、「距離」「表示内容」「設置高さ」などを考慮する必要があります。

 

デジタルサイネージのサイズを決める際のポイント

デジタルサイネージのサイズを決める際のポイント

デジタルサイネージの導入でサイズを決める際、設置目的を明確にした上で、設置場所・環境を考慮することが重要です。以下では、その2つの視点からサイズ選定時に抑えるべきポイントを解説します。

 

設置目的

まず最初にすべきことは「何を伝えるのか」という設置目的の明確化です。商品のPR、イベント告知、施設案内、メニュー表示など、目的によって適したサイズは大きく異なります。たとえば、視認性を重視して遠くからの集客を狙うのであれば、大型のディスプレイが効果的です。

 

一方、近距離で詳細な情報を伝える場合や、来客者が操作するタッチパネル式サイネージの場合は、コンパクトかつ操作しやすいサイズが適します。また、動画中心か文字中心かによっても、必要な画面サイズや解像度が変わってくるため、コンテンツとの相性も考慮することが大切です。

 

設置場所

デジタルサイネージのサイズを決める上で、設置する環境の特性やスペースの広さも重要な判断基準となります。人通りが多く広い空間では、遠くからでも目立つように大型サイズが適しており、ショッピングモールの共用部や駅構内などが当てはまります。

 

一方、狭い通路やカウンター横、エレベーター前などの限られた空間では、視認距離が短いため小型サイズでも十分な効果を発揮します。設置場所の寸法や導線、視線の高さを事前に確認しておくことが重要です。省スペースへの設置では、薄型・軽量モデルを選定するのもおすすめです。

 

サイズ以外のポイント

サイズ以外のポイント

デジタルサイネージを選ぶ際は、サイズだけでなく種類やタイプ、性能・耐久性といった要素も重要です。用途に応じて、スタンド型、壁掛け型、天吊り型、キャスター付きなど、適切な種類・タイプを選ぶことで運用の幅が広がります。

 

また、長期間安定して使用するためには、ディスプレイの明るさや解像度、防水・防塵性、耐久性などのスペックにも注目が必要です。特に屋外や人の出入りが多い場所では、外部環境に強い高耐久モデルを選ぶことでトラブルを防ぎ、安心して活用することができます。

 

加えて、コンテンツの更新性や管理のしやすさも、運用の効率化において重要なポイントです。使用目的や設置環境に合ったものを選ぶことが、効果的な運用の鍵となります。

 

デジタルサイネージのサイズを決める際には

デジタルサイネージは、設置目的や場所に応じて最適なサイズや仕様を選ぶことが重要です。インチ数や画面比率だけでなく、設置環境や運用方法に合わせた機能性・耐久性の確認も重要です。

 

なお、協同コムでは、スタンド型・キャスター付き・壁掛け型・タッチ対応モデルなど、用途に応じた多彩なデジタルサイネージを扱っており、お客様のご要望に合わせて最適な製品のご提案も可能です。屋外設置に対応した防塵・防水仕様のモデルもご用意しており、あらゆる設置環境に柔軟に対応できます。

 

導入後の有償保守サービス(定期フィルター交換や点検など)も提供しており、設置から運用まで一貫したサポートも行っておりますので、デジタルサイネージの導入をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

 

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