商業施設や交通機関、観光スポットなどで活用されることが多いデジタルサイネージには様々な種類があります。その中で、利用者が画面に直接触れて操作できるタッチパネル式は、情報提供の手段としてだけでなく、顧客体験を高めるツールとして注目を集めています。
今回の記事では、タッチパネル式デジタルサイネージの特徴やメリット・デメリット、導入事例などを紹介します。導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
タッチパネル式デジタルサイネージとは?
ディスプレイ上にタッチセンサーを搭載し、利用者が画面に直接触れて操作できるタイプのデジタルサイネージです。
通常のデジタルサイネージが一方的に映像や情報を表示するのに対し、タッチパネル式では利用者自身が画面を操作して必要な情報を検索・閲覧できる仕組みが特徴です。
主な設置場所
タッチパネル式デジタルサイネージは、様々な場所で活用されています。代表的なのが、ショッピングモールや百貨店などの商業施設です。フロアマップやショップ検索、イベント情報の案内などに活用されており、来館者が自分で目的の情報にたどり着けます。
駅や空港、バスターミナルなどの交通機関でも広く導入されています。路線図や時刻表の検索、乗り換え案内など、利用者が必要な情報をすぐに確認できるため、利便性の向上に貢献しています。
観光地やホテル、自治体の施設でも活用が進んでいます。多言語対応の観光案内や周辺マップの表示、施設の利用案内などに用いられており、訪日外国人をはじめとする多様な利用者への対応にも効果を発揮します。
その他、病院やクリニック、企業のオフィスエントランスでの来客案内など、業種や用途を問わず幅広い場所で導入が広がっています。
タッチパネル式サイネージのメリット・デメリット

タッチパネル式デジタルサイネージの導入を検討するにあたっては、メリットとデメリットの両面を把握しておくことが大切です。
メリット
利用者が必要な情報に自らアクセスできる
タッチパネル式では、利用者自身が画面を操作して知りたい情報を選べるため、一方的な情報表示に比べて必要な情報に効率良くたどり着けます。利用者の満足度向上にもつながる大きなメリットです。
案内業務の省人化・効率化ができる
施設案内やフロアマップの検索、よくある質問への対応などをサイネージに任せることで、スタッフの案内業務の負担を軽減できます。人手不足への対策としても効果的です。
多言語対応で幅広い利用者に対応できる
画面上で言語を切り替えられる機能を搭載することで、訪日外国人をはじめとする多様な利用者にスムーズに情報を提供できます。
利用データの収集・分析が可能
利用者がどの画面をタッチしたか、どの情報をよく閲覧しているかといった操作データを収集・分析できます。マーケティング施策の改善やコンテンツの最適化に活用でき、データに基づいた運用が可能になります。
デメリット
初期導入コストが高い
タッチパネル式のデジタルサイネージは、通常のディスプレイ型に比べてタッチセンサーや専用ソフトウェアが必要な分、導入コストが高くなる傾向があります。設置台数が多い場合は、費用が大きくなる点を事前に考慮しておく必要があります。
定期的なメンテナンスが必要
多くの人が画面に直接触れるため、指紋や汚れが付きやすく、定期的な清掃が欠かせません。また、タッチセンサーの感度低下やソフトウェアの不具合が発生する可能性もあるため、継続的なメンテナンス体制を整えておくことが重要です。
コンテンツの制作・運用に手間がかかる
タッチパネル式ではインタラクティブなコンテンツが求められるため、通常の静止画や動画を表示するだけのサイネージに比べて、コンテンツの企画や制作に時間とコストがかかる場合があります。導入後も定期的な更新が必要なため、運用体制を事前に検討しておきましょう。
タッチパネル式サイネージの導入事例
最後に、これまでに弊社が手掛けたタッチパネル式デジタルサイネージの設置事例の一部を紹介します。
公園施設への屋外タッチパネルサイネージ導入

公園の入口付近に、防塵・防水仕様の屋外対応タッチパネル式サイネージを設置した事例です。来園者がタッチ操作で施設案内やマップ、公園の歴史紹介、地域イベント情報などを自由に閲覧できる構成になっています。
高輝度ディスプレイにより日中の屋外でも高い視認性を確保しているほか、多言語対応により観光客への情報提供にも活用されています。
トイザらスへの屋内タッチパネルサイネージ導入

おもちゃ・ベビー用品の専門「トイザらス」の店舗内に、55インチの屋内用タッチモニターを複数店舗へ導入した事例です。タッチ操作対応のゲームコンテンツを楽しめるようになっており、来店したお子様が画面に触れながら遊べる体験型の展示として活用されています。
遊びを通じた自然な立ち寄りスポットとなることで、店舗内での滞在時間の延長やファミリー層の集客強化に貢献しています。
タッチパネル式サイネージを導入する際には
タッチパネル式デジタルサイネージは、利用者が自ら操作して必要な情報にアクセスできる双方向性が大きな魅力です。案内業務の効率化や多言語対応、利用データの活用など、多くのメリットがある一方で、初期コストやメンテナンス体制、コンテンツの運用面も事前に検討しておくことが大切です。
協同コムでは、機器の選定から設置、運用サポートまでトータルで対応しております。タッチパネル式サイネージの導入をご検討の場合には、ぜひお気軽にご相談ください。
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